ひろば

ひろばコラム 2023年3月22日

【報告】わたしたちの“あんぽ”を考える緊急市民集会
2023年1月23日 @連合会館2階

去年の12月、政府は「敵基地攻撃」を認め、軍事費を倍増させる外交安全保障上の大転換を閣議決定しました。しかしこの決定は、ほとんどの憲法学者が反対した2015年の安保法制(戦争法)の強行採決に続き、“戦後平和主義の死刑宣告”ともいえる内容です。そして依然として、国民的な議論がまったくなされていないという最大の問題を抱えた…
ひろばコラム 2023年3月20日

【徹底議論】「戦争回避」のためのリアル 第2回
軍事力の負の効用を直視し レッドラインの相互認識を
柳澤協二元内閣官房副長官補(安全保障担当)×石田淳東京大学教授(国際政治学)【2023.3】

厳しさを増す安全保障環境。安保3文書が改定され、防衛費の大幅増や敵基地攻撃能力の保有が議論されています。しかし、軍事力だけで物事は解決するのか。いまのまま軍事力を強化していった先に、一体どのような事態が待ち受けているのか。元内閣官房副長官補の柳澤協二さんと東京大学教授の石田淳さんによる全3回の対談。第2回目は、軍事一辺…
ひろばコラム 2023年3月14日

【徹底議論】「戦争回避」のためのリアル 第1回
軍事力の「例外拡大」の果て、「専守防衛」は無意味に
柳澤協二元内閣官房副長官補(安全保障担当)×石田淳東京大学教授(国際政治学)【2023.3】

昨年12月の安保3文書の改定によって、日本の安全保障は大きな岐路に立っています。いま起こっている安全保障の「歴史的大転換」をどう考えればいいのか。日本は本当に「戦争する国」になってしまうのか。戦争の危機が迫る時代に、どのように戦争を避けることができるのか。元内閣官房副長官補の柳澤協二さんと東京大学教授の石田淳さんによる…
コラム 2023年3月6日

日本学術会議を政府の御用機関にしてはならない
-岸田政権の日本学術会議法改正の狙い- 【2023.3】

岸田政権は、いま、日本学術会議法改正案を国会に提出する準備をしています。これに対して、2月14日には日本学術会議の歴代会長5名が「岸田文雄首相に対し日本学術会議の自主性および独立性の尊重と擁護を求める声明」を、さらに2月19日にノーベル賞受賞者8名が「日本学術会議法改正につき熟考を求めます」という声明を発表しました。こ…
コラム 2023年1月25日

レポート2030:
脱炭素と脱原発の両立をめざす
日本版グリーンニューディール 【2023.1】

今、干ばつや洪水などの異常気象によって多くの人の命が失われている。特に、干ばつが続く東部アフリカ3ヵ国(エチオピア、ソマリア、ケニア)は深刻で、現地に入っているNGOは、「48秒に一人が飢餓で死亡」と報告している。このような異常気象は世界の多くの地域で見られ、飢餓と大量の避難民を発生させることで、様々な紛争にも結びつい…