ひろば

コラム 2020年11月21日

【市民連合の要望書3】永井玲衣さんインタビュー「諦念や絶望から抜け出す第一歩」

立憲野党の政策に対する市民連合の要望書3.透明性のある公正な政府の確立安倍政権下ですすんだ官邸主導体制の下で、権力の濫用、行政の歪みが深刻化している。政府与党による税金の濫用や虚偽、隠蔽により生じた市民の政府への不信の高まりが、効果的な新型コロナウイルス対策を妨げている。透明性のある公平な行政の理念のもと、科学的知見と…
コラム 2020年9月17日

菅内閣誕生で完成「2012年体制」の悪夢 二階氏が後継指名した最大の狙いは

安倍晋三首相が突然の辞任表明記者会見をするや否や、瞬く間に菅義偉官房長官を後継とする流れが二階俊博自民党幹事長によって作られ、2週間余りのメディア旋風を経て首相指名がなされた。いったい何が終わり、何が変わるのか、あるいは変わらないのか。分かるようで分からない有権者も少なくないのではないか。(上智大学教授=中野晃一)続き…
コラム 2020年9月7日

コロナショックと財政・金融政策

コロナをきっかけにマクロ経済政策すなわち財政政策と金融政策が「大盤振る舞い」になっています。今回は、マクロ政策がどのように変わり、そしてその影響がどのような形で出ていて、将来的にどういう問題が生じうるのか、これらのことについて考えてみたいと思います。みなさんもご存じのとおり、今年2020年2月に入って、「アジアの問題」…
コラム 2020年8月21日

中村喜四郎さんインタビュー

市民連合は、2015年12月の発足以降、国政選挙において、野党統一・市民連合推薦候補の擁立を実現してきました。また、同時に投票率のアップのため、街頭宣伝などや様々な取り組みをしてきました。その私たちに対して、中村喜四郎議員が事務総長を務める「全国108万ネットワーク国民運動本部」から、国民運動本部がすすめる「投票率10…
コラム 2020年8月11日

ソーシャル・ディスタンスとテクノロジーの将来

前回はコロナショックが所得分配にたいしてどのような影響を与えるかについて考えました。そして、このコラムの最後で「スキルの格差」の影響について触れ、テクノロジーの動向に注意を向ける必要性を強調しました。パンデミックは人びとを空間的に分離する「ソーシャル・ディスタンス」を規範化します。新型コロナウィルスのワクチンや治療薬が…