ひろば

コラム 2020年12月4日

【市民連合の要望書9】太田啓子さんインタビュー「差別や不平等は、マジョリティが気づくことから」

立憲野党の政策に対する市民連合の要望書9.ジェンダー平等に基づく誰もが尊重される社会の実現雇用、賃金、就学における性差別を撤廃し、選択的夫婦別姓を実現し、すべての人が社会、経済活動に生き生きと参加する当然の権利を保障する。政治の世界では、民主主義を徹底するために議員間男女同数化(パリテ)を実現する。人種的、民族的差別撤…
コラム 2020年11月26日

【市民連合の要望書6】てらだはるかさんインタビュー「働いている人が守られないと、誰も守られない」

立憲野党の政策に対する市民連合の要望書6.いのちを最優先する政策の実現新型コロナウイルスとそれに伴う経済危機による格差の拡大を阻止するための政策が求められている。医療・公衆衛生体制に国がしっかりと責任をもち、だれでも平等に検査・診療が受けられる体制づくりをめざす。感染対策に伴う社会経済活動の規制が必要な場合には、労働者…
コラム 2020年11月21日

【市民連合の要望書3】永井玲衣さんインタビュー「諦念や絶望から抜け出す第一歩」

立憲野党の政策に対する市民連合の要望書3.透明性のある公正な政府の確立安倍政権下ですすんだ官邸主導体制の下で、権力の濫用、行政の歪みが深刻化している。政府与党による税金の濫用や虚偽、隠蔽により生じた市民の政府への不信の高まりが、効果的な新型コロナウイルス対策を妨げている。透明性のある公平な行政の理念のもと、科学的知見と…
コラム 2020年9月17日

菅内閣誕生で完成「2012年体制」の悪夢 二階氏が後継指名した最大の狙いは

安倍晋三首相が突然の辞任表明記者会見をするや否や、瞬く間に菅義偉官房長官を後継とする流れが二階俊博自民党幹事長によって作られ、2週間余りのメディア旋風を経て首相指名がなされた。いったい何が終わり、何が変わるのか、あるいは変わらないのか。分かるようで分からない有権者も少なくないのではないか。(上智大学教授=中野晃一)続き…
コラム 2020年9月7日

コロナショックと財政・金融政策

コロナをきっかけにマクロ経済政策すなわち財政政策と金融政策が「大盤振る舞い」になっています。今回は、マクロ政策がどのように変わり、そしてその影響がどのような形で出ていて、将来的にどういう問題が生じうるのか、これらのことについて考えてみたいと思います。みなさんもご存じのとおり、今年2020年2月に入って、「アジアの問題」…