ひろば

コラム 2020年6月16日

[寄稿]差別との戦い

[寄稿]差別との戦いアメリカ、ミネソタ州で警察官が黒人男性、ジョージ・フロイド氏の首を膝で押さえつけ死なせた事件は、予想外の反響を呼んでいる。事件から半月以上たった今でも、アメリカのみならずヨーロッパやオーストラリアなど多くの国で抗議行動が続いている。新型コロナウイルスによって人間の生命が脅かされる状況の中、黒人である…
コラム 2020年5月25日

検察官の定年延長問題 忘れてはいけない3つのキーワード

検察官の定年延長問題忘れてはいけない3つのキーワード有名人による反対表明のツイートが拡散されるなど審議の行方が注目を集めていた検察庁法改正案は、1週間で急転直下の展開を見せました。週明けの18日に今国会での成立見送りが報じられ、継続審議となる公算になりましたが、20日には、閣議決定で定年延長された東京高検の黒川弘務検事…
コラム 2020年5月22日

ツイッターデモの拡散力 人が集まれない時代の市民運動

ツイッターデモの拡散力人が集まれない時代の市民運動2020年5月17日(日)9日からツイッター上で「#検察庁法改正案に抗議します」という投稿が相次ぐ、大規模な「ツイッターデモ」が起きました。街頭での抗議行動のように同じ場にいることができないかわりに、インターネットは時として比較にならない拡散力を発揮することを、目の当た…
コラム 2020年4月29日

【日本のオルタナ 18の提言から】経済 金子勝×山口二郎

【短期連載日本のオルタナ18の提言から】経済金子勝×山口二郎この回は、おなじみの金子勝さんが真の経済再生の道筋について語ってくれました。アベノミクスのもとで日銀は巨額の国債と株式投資信託を買い込み、政府と大企業を支えてきました。金子さんはこれを「出口のないネズミ講」と呼びます。日銀が株を売れば株価が下がり、アベノミクス…
コラム 2020年4月29日

【日本のオルタナ 18の提言から】 税と社会保障 大沢真理×山口二郎

【短期連載日本のオルタナ18の提言から】税と社会保障大沢真理×山口二郎この回は、社会政策が専門の大沢真理さんにこれからの財政、社会保障、雇用のあるべき姿について語ってもらいました。アベノミクスと言われる経済、財政政策は、国民共通の財産であるはずの財政を脆弱にし、格差と貧困はさらに広がりました。日本では徴税、社会保険料徴…