コラム
【コロナ禍で終焉を迎える安倍政権の先に】国民生活をいかに守るか、正念場の立憲野党
ダイヤモンド・プリンセス号におけるコロナウイルス感染対応の失敗が世界的な注目を集め、「アベはどこだ?」と首相のリーダーシップの不在を海外メディアが問うたのは、2月末のことだった。
その後、安倍晋三首相は、全国一斉休校やアベノマスクの配布、そして緊急事態宣言の発令などに際して記者会見を開き、存在感を示そうと躍起になった。5月25日に緊急事態宣言を全面解除すると、「日本ならではのやり方で、わずか1カ月半で流行をほぼ収束させることができた。日本モデルの力を示した」と胸を張った。しかしその後、通常国会閉会を受けて6月18日に記者会見を開いたのを最後に、再び、国民の前から姿を消した。(上智大学教授=中野晃一)
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「コロナ禍で終焉を迎える安倍政権の先に 国民生活をいかに守るか、正念場の立憲野党」47NEWS,2020年8月4日公開