ひろば

コラム 2022年4月30日

国のカネを生活に回す基盤としての9条 /ジャーナリスト・和光大学名誉教授 竹信三恵子【2022.4】

憲法9条というと、「人を殺さないための不戦の誓い」をイメージする人が大半ではないでしょうか。これ自体は重要なことです。ただ、9条は、より卑近で日常的な役割も果たしてきました。それは、軍事費という放蕩息子を抑え込み、人々の日々の生活を支えるために国のカネを使わせる、という役割です。戦前の日本は、日清戦争以降ほぼ10年ごと…
ひろば 2022年4月30日

「立ち上がった福島の小児甲状腺がん患者たち」/「さようなら原発」一千万署名市民の会 【2022.4】

「さようなら原発」一千万署名市民の会は4月27日、「立ち上がった福島の小児甲状腺がん患者たち」をテーマに、オンライン学習会を開催しました。そのオンライン学習会(録画)をご紹介します。「311子ども甲状腺がん裁判弁護団」の井戸謙一弁護団長が「311子ども甲状腺がん裁判とは?」、ジャーナリストの白石草さん(OurPlane…
ひろば 2022年4月26日

「復帰」50年 「辺野古新基地建設を許さず 憲法が生きる沖縄と日本を!in東京」/ 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会/「止めよう!辺野古埋立て」 国会包囲実行委員会 【2002.4】

沖縄が「復帰」して50年。沖縄の戦後は、米軍の施政権下におかれ、1972年の「沖縄復帰」以降も、米軍基地の集中を余儀なくされ、日米安保条約の負担を押しつけられてきました。今日においても、日本政府は米国の東アジア戦略に追従し、九州・沖縄、南西諸島に自衛隊基地の新設など、軍事強化をすすめています。万が一有事ともなれば、軍事…
コラム 2022年4月25日

孤立出産をした技能実習生に無罪判決を/田中雅子(上智大学総合グローバル学部教授)【2002.4】

2022年4月10日、死体遺棄罪で有罪判決を受けた技能実習生ベトナム人レー・ティ・トゥイ・リンさん(23歳)は、無罪判決を求めて、最高裁判所に上告した。2020年11月、彼女は、帰国させられるのを恐れて誰にも相談できず、孤立出産をした。死産をした後、子どもたちの名前と弔いの言葉を記した手紙を添え、子どもの亡骸を段ボール…
ひろば 2022年4月24日

女性差別撤廃PTとしての「4・8日比谷集会」/総がかり行動実行委員会 性差別撤廃PT 【2022.4】

4月8日、「ロシアは侵略をやめろ、ウクライナから撤退を!」集会が日比谷野外音楽堂で開催され、銀座方面へのデモが行われました。コロナ禍が収束しておらず、多数の人々が集まることや夜間の外出に躊躇する人々が依然として多い中でも、1800人が集まりました。「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の性差別撤廃PTは、…