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「賛同署名と意見募集」のご報告/№.8(2021年12月24日)

市民連合「野党共闘路線の維持と強化を求めます!-賛同署名と意見募集」に多くの皆さまからご賛同とご意見を頂いています。「ご報告NO8」(12月24日)を送ります。2,508件のご賛同、1,523件の貴重な「ご意見」を全国から頂いています。一つひとつ読ませて頂いています。本当にありがとうございます。引き続きいくつかご紹介させて頂きます。(12.24/市民連合事務局)

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〇私にとって野党共闘は、救いのようなものです。この国は本当に法治国家なのか?と思うようなニュースを見るたび、薄ら笑いを浮かべながら野党共闘を批判する政治家を見るたび、絶望感で息が詰まる思いでした。こんな世界を子どもに手渡していいはずがない。でも私に何が出来るのか、とずっと煩悶していました。今回の選挙結果をどう評価するかは私自身わからないのですが、これで野党共闘が終わるなんてあってはならないと思います。具体的なアイデアがなくごめんなさい。でも、これからも応援します。野党共闘は今の社会で唯一、深呼吸できる場所だから。(12.1 FCさん/奈良)

 

〇経済政策をぜひ共闘の中心に入れてください。理念は大事ということはよくわかっていますが。

普通の人、無党派層には届かないと思います。(12.1 OEさん/神奈川)

 

〇市民連合の活動に賛意を表明し、活動参加を検討している79歳の元新聞記者です。野党共闘を発展させる方策として、都道府県議会議員、市町村長、同議会議員に活動参加を呼びかけ、活動参加を表明してもらう活動も方針に加えられないでしょうか?やれるものならやってみたいと思いますが……。(12.2 HKさん/東京)

 

〇立憲民主党新代表の発言に危惧を抱いています。ここで、野党共闘を止めるわけにはいきません。さらなる発展に向けて頑張りましょう。長野県2区では、日ごろ、脱原発、安保法制反対など、野党と市民が力を合わせて活動しています。日ごろの活動こそがカギだと思います。全国津々浦々で、市民と野党の共同作業を進めていきましょう(12.2 MSさん/長野)

 

〇今回の選挙報道では、「市民と野党の共闘」の呼称から「市民と」が削除され、専ら「野党共闘」が使用されていることに、悪意を感じてきました。市民連合は、野党の接着剤では不十分です。「市民と野党の政策協定」の締結は入り口に過ぎないことが、今回の衆議院選挙で明らかになりました。政党とは異なる市民の立場で、市民連合は絶えず発言し、活動していく必要があるのではないでしょうか。そのためには市民連合に賛同する市民が、もっともっと力をつける必要があります。私たち自身が力をつけるための活動がさらに必要だと思います。(12.2 NKさん/長野)

 

〇政治活動にはこれまで関わって来なかった者の素人の意見です。まず、市民連合が政党の間に立って政策調整や政党間調整に関わる意味が理解できません。市民対それぞれの政党であれば理解できますが、政党間の調整は政党がやるべきではないでしょうか。そこに市民連合が関わるべきではないと思います。

第2に、2015年の共謀罪改悪以来の市民運動の流れの上に市民連合があるという理屈も正直よく分かりません。全く事情を知らない者の目には、申し訳ありませんがオールド左翼のグループにしか見えません。残念ながら新しい市民運動、若々しさ、新鮮さが全く感じられません。これでは、若者が政治参加しようとは到底思えないのではないでしょうか。野党共闘は基本的に野党自身が行うべきです。市民連合の存在意義は、それを黒子として脇で支えることではないでしょうか。(12.3 OMさん/東京)

 

〇福島県で野党共闘の運動に少し関わってきました。共闘のあり方も共通政策の中身もどんどん発展していて本当にすごいと思います。共闘の舞台を整えるために日夜努力と粘りがあったからこそです。共闘の発展に取り組む全国の皆さんに心から敬意を表したいと思います。決して共闘が間違いだったわけではなく、野党共闘の意味や共通政策の魅力が日本隅々まで知られるという状況を作っていくことが大事だと思います。

選挙直前ではなく早い段階で(政権構想も含めた)野党間の合意を作ることが何より必要ですし、(コロナ禍で福島でもなかなかできなかったことですが)日常的に立憲野党が市民と一緒に動き、その姿を街頭でもネット上でも可視化するなどの地道な取り組みを全国に広げられればと思います。(そのための組織強化は福島でも大きな課題だと感じています)。いま政権与党と補完勢力は、情報の物量で圧倒して「共闘は失敗」キャンペーンで、マスメディアをほぼジャックしています。これを払拭するためには、ニュースバリューのある質の高い取り組みを、大量に長期的に仕掛けていくしかないと思います。(12.3 STさん/福島)

 

〇立憲は組織が弱く、労組に依存せざるをえない実態にあります。市民連合と労組との関係も何らかの形でつなぐことができないでしょうか。(12.4 KKさん/長野)

 

〇提案:貴会の名称の変更=「連合」という言葉の削除。理由: 「連合」という言葉には、一般の人は組合運動や闘争などネガティブなイメージも持っていると思います。それが運動の拡がりのハードルになっているのではないか。ならばもっとフツーの名称、例えば「OOの会」といったフツーの名称にしてはどうか、と考えます。補足: 派生した組織名にも使用されているので難しいとは思うが、貴会の運動が更に拡がりやすくなるようにとの提案です。(12.4 KYさん/東京)

 

〇野党共闘に賛同し応援します。意見を募っていただきありがとうございます。ようやく実現した野党共闘。とてもよかったと思います。一部のメディアは共闘を邪魔していますが実際に小選挙区では自民党の議席を減らすことができましたし評価されるべきだと思います。

課題が見えたことも大きな財産だと思います。共産党が立憲民主党に対し、配慮した一定の距離を保ちつつ、立憲民主党を良く見せようとするとても真摯的な態度である事に好感を持てたのに対し、立憲民主党は共産党への態度が冷たいことには、あまり好感が持てませんでした。利用している感じがあり正直残念な印象で勿体ないと感じました。メディアや他党からの不当な共産党やれいわ叩きへはスピード感を持って、事実を正していく姿勢を見せた方が、まっとうで頼れる政党であることをアピール出来る機会だと考えます。

野党第一党として、共闘野党へも配慮した姿勢を市民連合様から促して頂く事も有権者の心を動かすと思います。そして日頃からメディアでの露出や、好感度の上がるユーモアを取り入れる事も昨今の情勢では重要と感じます。参院選ではより一層飛躍されますよう諦めずに応援して参ります。(12.4 NMさん/千葉)

 

〇私は先月27日に、市民連合と立憲野党に共通の鮮明な旗印たりうる4本の柱(公開、公正、公益、公助)を提出しましたが、字数を気にして尻切れトンボとなった点を補足させて下さい。

市民連合には接着剤的・広報的機能だけでなく、引き続き共闘の「旗振り役」を期待しています。具体的には、参院選でまず与野党伯仲に近づけるために、当面の共通展望もしくは共通政策という一致点での幅広い「連携」を改めて呼びかけていただきたいのです。立憲野党各党に当然存在する理念・基本政策上の「大異」を保留して「大同」でまとまれるような、戦争を許さず平和的生存権を守り抜く意思をもった国民の拠り所となるような、「この指とまれ」です。一足飛びの「政権交代」ではなく、「一致点での幅広い連携(提携)」が合言葉になれば、それは単に日頃の運動や選挙時の結集核になるだけではありません。「閣内」・「閣外」、「連立」・「協力」をめぐる無用の混乱を避け、デマ宣伝をはねのける良策でもあると思うのです。12/4(12.4 WYさん/埼玉)

 

〇野党共闘を確かなものにするために橋渡し役として市民連合は必須です。しかし、野党それぞれの存在ははっきりしてまいすが市民連合ってどこにあるの?っていう感じです。各地で市民連合の存在をアピールすることが必要では。しかも政党支持がはっきりしない無党派な人が多い中、市民連合がそういう人を引きつける働きも大切ではないかと思います。先般の総選挙では野党共闘の候補が誰なのかはっきりしませんでした。ポスター見ても所属政党は書いてあっても野党共闘の候補なのか独自候補なのかわかりません。その辺をはっきりさせて攻めの選挙をするには「野党共闘統一候補」をはっきりアピールする必要があるのでは? 今の政権はとっても危険です。野党共闘を発展させなくて政権交代は出来ないと思います。私も市民連合発展強化のために微力でも協力したいと思います。(12.4 IKさん/北海道)

 

〇・野党間の調整という機能は果たしているように見えるがそれだけいいのか?・運動のボトムアップの役割を果たしてほしい。・国際的な運動の連帯をめざしてほしい。20世紀にはできなかった

連帯が可能だと思う。グローバルサウスの人びととも。・そのためにも市民連合の表に出る顔ぶれを若くする。・もちろんその顔ぶれの半数は女性にする。(12.5 NAさん/東京)

 

〇市民連合の皆様の日頃からの運動に心から敬意を表します。先般の衆議院選挙では市民連合の働きかけにより、多くの小選挙区で野党の一本化が図られ、自公与党と対等な選挙戦には持ち込めたと感じています。しかしながら自公+維新による立憲共産党との揶揄する攻撃にマスコミも乗っかる事で、野党共闘の狙いが国民に浸透する事が出来なかったように思います。しかし、方法・方向は間違っていないと確信します。賛同署名と意見募集の挨拶で言われるように、此処で諦める事なく、野党共闘の強化、進化させる事こそ重要です。ここに微力ながら拙い意見と共に賛同署名させて頂きます。(12.5 HYさん/福岡)

 

〇遅くとも3ヵ月前には、立憲野党と市民連合の間で協定を交わして、憲法の危機を前面に押し出して、大いに世論を喚起して、参議院選挙を盛り上げましょう!(12.5 YKさん/栃木)

 

〇野党共闘維持・発展にむけた市民連合の努力に敬意を表します。福井県でも市民連合の活動を具体化する福井総がかりアクションと県内での野党共闘の接着剤の役割をしているピースふくいに私もかかわっています。総選挙の結果はあと一歩で情勢を大きく変えるところまで行きましたが、野党共闘に脅威を感じた自公とその補完勢力である維新、そして財界が連携して総力を挙げたのに、共闘勢力が共通政策のもとに一つになって戦えなかったことが反撃をゆるした要因だと思います。

今後どうするかですが、改憲阻止を前面に、市民運動の輪をさらに広げ、異常気象やジェンダー問題で若者の参加を呼び掛けて2015年のたたかいを再現することです。市民連合がこのたたかいの先頭に立って活動を早急に展開することを期待します。私たちも頑張ります。(12.5 KYさん/福井)

 

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