「賛同署名と意見募集」のご報告/№3(2021年11月24日)
市民連合「野党共闘路線の維持と強化を求めます!-賛同署名と意見募集」に多くの皆さまからご賛同とご意見を頂いています。ありがとうございます。「ご報告NO3」(11月24日)を送ります。ご賛同は前号でご紹介しました1,464件(11月21日まで)から今日まで、1,763件のご賛同を頂いています。さらに、沢山の皆様から貴重な「ご意見」を頂いていますので、随時いくつかご紹介させて頂きます。なお、都道府県名は11月18日のフォーマットからオプショナルで追加させて頂いています。(11.24 市民連合事務局)
* * *
〇市民と野党の共闘する以前に、市民同士が共闘する必要が有ると考えています。市民連合の野党共闘の政治的なテーマも大切ですが、多くの国民が求める経済的要求や、生活を困難にしている事のテーマが有るともっと身近に感じて貰えるのでは、と思います。(11.18 KSさん)
〇野党と市民連合の共通政策が、自民党総裁選挙の陰に隠れて、国民の中に浸透しきれなかった。基本路線、内容は素晴らしいと思うので、これをもっと自信をもって徹底的に広げていく必要がある。マスコミにも問題はあるが、マスコミやネットを上手に利用する知恵ももっと絞る必要がある。政策が伝わっているところでは大いに賛同を得られていると思うから。(11.18 NKさん)
〇20項目の政策合意内容は宝です。バラマキ論に負けないだけの財源論合意が大切だと思います。
かつ、立憲が最初の閣議で実施する項目を示したような財源を伴なわずに実施できることや、財源を伴うものは、実施内容と財源をセットした工程表を提示することが必要かと思います。”(11.18 SKさん/愛知)
〇戦時下小学生だった者として安保法制の閣議決定に強い怒りと恐怖を感じ、長崎でも女の平和を作り、その後市民連合結成に参加し、学習と活動を続けてきました。が当初共に活動していた3,40代の方々が次第に活動参加が厳しいのか無くなり、呼び戻す策を教えて欲しい。と同時に若い世代が自分たちの暮らしをよくするためには政治に向き合うことなしに出来ないことなしに出来ないと伝えたいのですが…
今回の選挙結果は、政権の策略に振り回された敗北であったと思っていますが、諦めてはいけないと奮起しています。確かに共産党と組むことへの拒否感が選挙民にあったという文言が多く出ていました。それは裏を返せば市民連合を分断したい、させたい政権者やその取り巻き報道機関だと思いました。簡単に市民運動の勝利は手中に収めることはできないとしても、諦めは負けなので、粘り強く闘いましょう。(11.18 IKさん/長崎)
〇「平和と人権」とかうたっている民主的な団体でも、障害者差別やジェンダー格差、主導的な立場にある人への忖度など、安倍政権と変わらない組織文化のある団体を、いくつか見てきました。本当にがっかりさせられます。それは、民主的であればあるほど、罪深いことです。(11.18 KJさん/岐阜)
〇今回の衆議院選挙の結果は、野党共闘が確実に自公政権に対する有効な戦略だったという事を証明した。引続き野党共闘を強化し、広く市民に浸透させる日常活動を続けるべきだと思う。市民の共感を得るためには、理屈っぽくならず、市民感覚で話す言葉(必要以上の丁寧語でない)と連帯感を感じる態度で出来るだけ日常的に市民に接する事が重要だと思う。”(11.18 KSさん)
〇今回の野党共闘は「思ったようには」行かなかったかもしれないが、もし共闘しなければ話にならなかった!やめてどうする?見たく無いこともしっかり検証して、さらに進化させていくだけでしょう!今回得たデータや分析をもとに、来年の参院選に臨んで欲しい!私たち市民も一緒にがんばります!市民はいままで諦めずにやってきた。一度や二度の挫折で投げ出すな!!それは自公の思うつぼ。諦めたら終わりでしょ。とにかくぶれないこと。そこから信頼が始まる。やめたらダメ。継続は力なり。(11.18 MMさん/茨城)
〇市民と立憲野党の共同・共闘を強化・発展させることに大賛成です。今の選挙制度を前提にする以上、小選挙区で立憲野党の統一候補擁立を追及する以外に民意を無視した政治を変える方法がありません。今回は、ギリギリまで一本化ができず候補統一の効果を十分発揮できなかったと思います。今後は市民と立憲野党の共同・共闘体制を早期に確立する必要があります。各政党の思惑で早期の統一体制ができにくいので、市民連合などの市民運動が主導して、市民と立憲野党の共同・共闘体制をつくる必要があると考えます。(11.18 KSさん/大阪)
〇一定の成果は上げたものの、今回の衆院選では国民の一番の関心事、コロナ、子育て、医療福祉などへの野党連合の熱量が低かったように見受けられる。前記の全ては財政政策にリンクするもので、緊縮財政≒新自由主義への包括的な批判が弱く、それが比例で競り負けた背景にあるのでは? 安保法制など違憲立法の件は無党派には(残念ながら)届かない。憲法順守、ジェンダー平等、在留外国人を含む人権の全面擁護、LGBTQへの差別解消なども重要なテーマだが、維新の「改革」以上のインパクトを野党連合で構築しなければ、次の参院選では目も当てられない事態になる。G7を筆頭に世界は新自由主義の誤りに気付いて方針転換をするなかで、左派リベラルが、正しい分配と成長を語らなければ、あと10年もしないうちに、日本はさびれた開発独裁の三流国家に落ちぶれてしまうでしょう。体制派の「玉」でもあるナショナリズムを奪い返す、あたらしいフェーズの運動がおこることを私は期待しております。(11.18 OTさん/千葉)
〇候補者調整と政権合意、政策合意のすべてを選挙の数カ月前には済ませるよう働きかけたらよいかと思っています。また、各党の党員、支持者、市民連合のメンバーが党派ではなく「共闘」という単位で集まって学習会やプロジェクトをする機会を選挙とかかわりなく草の根で持つことは力になるだろうと思っています。連帯して取り組んでいきたいと思っています。(11.18 OSさん/京都)
〇市民連合の野党共闘は画期的な運動と思いました。多彩な政治への思いをまとめて合流させてくれるセクト性のない団体であってほしいと願います。政権側や反動側からの攻撃も強くなると思いますがこの道しかないような気もします。一つの政党の中にも個々人の考えの多様性はあると思うし良心性を引き出せるような運動体になれるようにと願い、微力であっても協力を惜しまずに居たいと思います。ありがとうございます。(11.18 YRさん/大阪)
〇せっかくすばらしくて、かつ、自公政権では絶対できない共通政策ができたのに、今回の選挙ではその共通政策の打ち出しが弱く、政権交代したら何ができるかの具体的なイメージが伝えきれていなかったのが、票を増やしきれなかった原因の大きな一つだと思います。共通政策をわかりやすく伝えるチラシやwebバナー、影の内閣などを作って、政権交代した時のイメージをもっと広く伝えたいです。(11.18 OMさん/東京)
〇政党ごとの政策や公約が折り合う点を羅列するのではなく、共闘で実現をめざすビジョン(ともにめざす社会)と実現するためのステップを市民とともに作る取組みが必要と考えます。まず、その取組みを宣言し、市民と政党に呼びかけ、そのプロセスをSNS等で発信、ビジョンハッカーやソーシャルビジネス起業家等を巻き込めれば、選挙結果が変わるかもしれないと感じています。(11.18 NKさん/福岡)
〇まだ始めたばかりではないでしょうか。少しばかりマイナスのところがあっても、そこを改めればよいと考えます。(11.18 MAさん/神奈川)
〇課題別、地域別に野党に提言するための市民連合の取り組みの具体化。来年の参院選に向けての具体的提言。立民の新指導部との意見交換。共産党にたいしては政策だけでなくその他の点についても率直な意見交換。同党に対しては近年の政策的柔軟化は評価しますが、それと理論的整合性の間には不明確な点があるように思います。(11.18 MHさん/京都)
〇政党の集合離散があったとしても、市民連合は確固たる理念を持って判断して、どの政党を繋ぎ何を実現するために闘うのかを考えていけるはずです。今、やっとここまで共闘の形を作ることができた、それぞれの地域での地道な活動と中央でのシビアなやりとりとが両輪となって、やっと互角で戦える素地ができた、という時だと私は感じています。ここで下手に手を緩めれば、隙間を剥がされて持っていかれてしまうものがまだまだ多くあるような段階でもあると思います。
市民の中に””市民””の意識を宿すこと。その先に目指すべき社会像があるから、憲法という社会の基盤を壊す安保法制を作らせてはいけなかったのではないのでしょうか?ちゃんと根底からひっくり返して、後戻りしない最低ラインの上にこの国が立てるまでは、手を離さず、見限らずに、やり続けなければいけないことがあると感じています。(11.18 THさん/東京)