
高市政権は、今年の総選挙で「日本列島を強く豊かに。」と訴え、自民党単独で衆議院の約3分の2という圧倒的な議席を獲得し、その力をもって国政を一手に担ってきました。しかし、その支持率が徐々に低下していることにも表れているように、これまでと変わらず市民の生活は苦しくなる一方で、逆に多くが望まない戦争への不安だけが高まっています。食料自給率が37%まで下落したこの国の農村の現実や、能登や熊本の被災地で支援を待つ人々の姿は、いったい「強い国」とは何か、という根源的な問いも浮かび上がらせます。今後も、物価はさらに高騰し、高市政権の“メッキ”はどんどんと剥がれ落ちていくと思われます。しかしその場合、「何かを変えてくれるのではないか」と期待した人々の失望は次にどこに向かうでしょうか。
私たちには、政党や政治家たちを“選ぶ”権利がありますが、AがダメならB、BがダメならCと、単に既存のメニューを選択するだけの「政治の消費者」であるならば、いつまでも真の「主権者」になることはできません。「消費者」だけであるなら、昨今の硬直した政治そのものに絶望し、投票にも行かない多くの有権者の心情にもある程度共感できるのかもしれません。しかし、このような「おまかせ民主主義」を超えて、政治の方向性やメニューそのものを自ら考える、「政治の生産者」、つまり真の「主権者」が存在することなくしては、現在の深刻な政治危機の克服はけっしてできないでしょう。問題を一挙に解決してくれそうな「英雄」を待望し、彼/彼女に権力を“託す”という政治のあり方が、「ファシズム」と戦争を生み出してきたという歴史も思い起こす必要があるかもしれません。
幸い、すでに多くの「主権者」たちが、国会前、そして全国のペンライトデモに“参加”して、それぞれの言葉と表現で、まさに新しい“声なき声”の政治を生み出しています。“普通の市民”が自分の思いを自分の言葉で語り、その言葉への共感と共鳴から参加者同士が繋がる「ひろばの政治」を創り出しています。私たち市民連合は、この社会の行く末を想い、集い、語る、「ひとり一人の市民」こそが、民主主義の原点であると考えます。いつの時代でも、国家や制度は疲労し、機能不全に陥ります。そんな時、「主権者」である私たちは、原点に立ち還り、自分たちで戦争や暴力を回避する社会の道筋を見いださなければなりません。
私たちが真に望む社会や国のかたちは、どんなものなのか。今、「主権者」として、そのあるべき未来の姿を話し合う時を迎えています。先達たちがその生命をかけて生み出した「日本国憲法」の精神に再び導かれながら、今「ひろばの政治」で生まれている無数の“声”、そして市民のみなさんひとり一人の“日常”から紡ぎ出される、来るべき社会の青写真が必要です。”政策提言”と言っても、堅苦しい専門用語ではなく、自分たちの生活用語から成る、素朴な“想い”や“願い”が大切です。それら市民による言葉の束は、今後どんな政党や政権が生まれるとしても、大きな「指針」や「座標軸」となるに違いありません。私たち市民連合は、その日本政治のいわば「羅針盤」を、今「ひろば」から、再び創り出してゆくことを提案します。そしてまたそれは、私たちが「信じられる未来」を共に描き出すプロセスそのものに他なりません。ぜひ、全国各地で、ごいっしょに、「信じられる未来」についての対話を始めましょう。
2026.8
「わたしの政策提言」を募集します!
”政策提言”と言っても、堅苦しい専門用語である必要はありません。「こんな社会で生きたい」「こんな政治に変えたい」という、あなたの“想い”や“願い”を、あなたの言葉で書いてください。
下記の入力フォームに記入してください。
https://my-teigen.jimdofree.com/
9.27 「政策提言」発表会(リレートーク集会)を開催!
「わたしの政策提言」を寄せてくださった方の中から何人かの方に、その「政策」を発表していただくリレートーク集会を開催します。
第1回は9月27日(日) 15時から、国会正門前で行ないます。お集まりください!
幾度かの「政策提言」募集→協議→発表を経た上で、それらの政策を取りまとめて、「市民連合政策集——主権者は私たち! ひとりからはじめる政策提言」を編纂します。
2027年春の統一地方選挙の前に、各政党に提言することを目指します。

