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市民連合の拡大運営委員会を開催しました(2024.11.11)

11月11日(月)19時から、市民連合の拡大運営委員会をリモートで行いました。

開会にあたって、佐々木寛さんから「投票率が戦後3番目に低かったのは、政治そのものに対する不信が残ったままであることを示している。選挙が終わって権力の流動化が始まっている。国会の外側から立憲野党を押す力がこれから重要になってくる」との挨拶がありました。

次に事務局から、報告がありました。まず、アメリカ大統領選挙をはじめとする国際政治の変化、衆院選後の日本政治の動きなどの情勢報告がなされました。次に、衆院選の結果についての報告と事務局としての受け止めが述べられました。その後、今後予想される政局と市民連合の取り組みについても報告がありました。

その後、全国各地の市民団体から各地の選挙戦の様子や総括の報告や今後の活動に関する問題提起などが行われるとともに、様々な論点についての意見交換が行われました。

最後に、広渡清吾さんから「市民連合が政権交代というとき、それは安保法制を廃止し立憲主義の回復を目指すもの。同時に、市民連合の運動は市民と政党が一緒に政治を変えようとするもの。今度の選挙で少なくとも民主的な方向に政治が進む条件が生まれつつある。市民連合にとって今重要なのは、自分たちの要求を政党に突きつけることではないか。そのための議論をおおいにしていきたい」とのまとめがあり、終了しました。