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市民連合の全国意見交換会を開催しました(2024.10.12)

10月12日(土)14時から、市民連合の全国意見交換会をリモートで行いました。

開会にあたって、高田健さんから「各地で一歩でも二歩でも市民と野党の共闘を進めようと皆さんが感動的なぐらい大変な努力をしておられる。今日もこの会議に来れなくても、頑張っておられる方がいる。少しでも市民と野党の共闘を前進させて、自公政権を倒し、政治を変えていくために今日の会議が役に立てば嬉しい」と挨拶がありました。

次に、事務局からの情勢報告と提起がありました。国内外の政治情勢について、前日に発表された日本被団協のノーベル平和賞受賞などもふまえて報告があり、その後、日本政治の全体像も説明されました。そのうえで、市民連合は「比例区では各政党の奮闘に期待をする」、「選挙区では候補者調整、一本化された立憲野党候補者支援」するという基本方針が改めて確認されました。また、選挙運動そのものと同時に投票呼びかけも強めていくことが示されました。その後、各与野党の選挙準備状況の確認、野党各党・会派への政策要請行動の報告などがなされました。また、フェミブリッジ事務局から「ジェンダー共通政策要望書」の提出や街宣についての報告がありました。

その後、千葉、東京、宮城、愛知、長野、神奈川、奈良、福岡、徳島などの市民団体の方々から各地での市民と野党の共闘構築のための活動や現状の報告、市民連合の動きに関する提起や意見交流が行われました。

最後に、広渡清吾さんから「市民と野党の共闘が大きな困難に直面しているが、全国の皆さんが最後の最後まで頑張ろうとしている。市民連合の立場は一貫している。でも市民連合が要請する立憲野党の側は変わっている。選挙後、各野党の総括をふまえて市民連合の路線がどういう意味を持っているかを考えられるように精一杯頑張ろう。日本被団協のノーベル平和賞の受賞は、核兵器廃絶に向けた日本の人たちへの世界的な要請。そういう世論をいかに国内で作るかも重要。この選挙で議論が盛り上がることを期待したい」とのまとめがあり、終了しました。

参加者はzoomで20名、YouTube視聴も合わせて延べ70名でした。