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市民連合の全国意見交換会を開催しました
(2024.09.28)

9月28日(土)14時から、市民連合の拡大運営委員会をリモートで行いました。
開会にあたって、高田健さんより挨拶があり、「自民党は軍拡と改憲の象徴である右派の石破さんを総裁にした、とんでもない危険な事態。また、一定の右翼勢力のもとで政治が変えられない時に新たなファシズム勢力が現れることも歴史的には繰り返されてきた。石破政権のもとで10月1日からの国会で、政治を変えるために闘っていかなければならない。今日は今後私たちがどう闘うのかという道筋を議論したい」と述べられました。

次に、事務局からの情勢報告と提起がありました。まず、8月から9月にかけての市民運動の経過や国内外の政治情勢の変化についての説明があり、その後、次期衆院選に向けた野党の動きについてなどの報告が行われました。そのうえで、市民連合の選挙に向けたスタンスの説明がなされ、「野党と市民運動、労働運動が連携をしないと勝てないというのは明白。市民連合としてはまとまらなければ勝てないというスタンスを今まで模してきましたし、これからもそういうことでやりたい」と述べられました。また、フェミブリッジ事務局から今後の動きについての報告がありました

その後、宮城、東京、埼玉、滋賀、愛知、徳島、福岡、北海道などの市民団体の方々から各地での活動の報告や次期衆院選に向けた考え、行動についての意見交流が行われました。

最後に、広渡清吾さんから「今変わった政党関係のダイナミズムの構図に入力をしてこの構図をどう動かすかが市民連合の取り組み。合理的にこれをすればうまくいくというような方法はないが、活動の中でさまざまな矛盾が出てくるが、それは政党間にダイナミズムに作用する矛盾だと思う。その矛盾を通じて各政党を動かすというような状況を作っていく、そうした運動を皆さんと一緒に作っていきたい」とのまとめがあり、終了しました。

参加者はzoomで20名、YouTube視聴も合わせて延べ70名でした。