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2月21日19時から
市民連合の拡大運営委員会(リモート)を開催しました

開会にあたって、佐々木寛さんから「ロシアではナワリヌイさんが亡くなった。プーチン政権は引き続きウクライナ侵攻を続けており、バレスチナではジェノサイドが進んでいる。ミャンマーでも軍事政権の独裁が続いている。世界中で市民社会がどんどん目の前で壊されている状態だ。国内でも、軍事費の増大が目論まれており、辺野古新基地建設も止まらない。その中で、大川原化工機の冤罪事件が起きている。公安警察が暴走している状態だ。抵抗するなら初めに抵抗せよ、というのが歴史の教訓でもある。引き続き皆さんの尽力をお願いしたい。また、4月の国政補欠選挙は重要なポイントになってきている。どのように取り組んでいくか、議論をお願いしたい。」と挨拶があり、続いて事務局から、米国大統領選挙やパレスチナの人道危機などの国際情勢、裏金問題と岸田首相の迷走、支持率の急落などの国内情勢、次期衆院選に向けた立憲野党の候補者擁立状況などについて報告され、また協議事項として、4月の国政補欠選挙や東京都知事選挙など、野党共闘に関わる事項について提起がされました。また、全国各地での「フェミブリッジアクション」の取り組みについて報告がされ。3月上旬に総選挙をにらんで第三弾を行うことが提起されました。

討議は、各地での野党共闘の進め方をめぐる課題、都知事選挙をめぐる状況報告、脱原発の取り組みや市民連合の組織強化に関わる課題、フェミブリッジアクションの取り組み、八王子で行われた「裏金ご当地集会」の報告など、運営委員9名の方から発言があり、議論が行われました。

最後に広渡清吾さんから「市民連合の運動は、われわれの要求を背景にして、それを実現するために野党共闘を進め、政権交代を実現しようとする運動だ。重要なのは、このような運動があることをより多くの人たちに知ってもらうことだと思う。市民連合の全国のネットワークやフェミブリッジの取り組みなどを通じて、取り組みを広めていこう。」とのまとめがあり、会議を終了しました。