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11月30日19時から、
市民連合の拡大運営委員会(リモート)を開催しました

開会にあたって、佐々木寛さんから「パレスチナやウクライナで戦争が続いている。世界全体がきな臭い雰囲気になってきているが、これは国民国家・政治の仕組みが世界全体で機能不全を起こしていることを示しているのではないか。日本の政治も同じで、岸田政権の支持率が最低を記録する中、野党も支持を伸ばすことができていない。政治に対する絶望感が広がっている。このような時はナショナリズムと暴力が支配しがちだが、私たちはこのような時も希望を失わずに取り組みを進めていかなければならない。フェミブリッジなどを通じて若い人や新しい人たちが運動に参加してきている。もっとも暗くなった時に新たな運動の可能性が出てくる。今日も全体で情報交換をしながら、希望を持ちながら議論を進めていこう。」と挨拶があり、続いて事務局から、パレスチナ情勢などの国際情勢、国会情勢やこの間の野党共闘に関わる経過・情勢について報告され、また協議事項として、市民連合の組織強化、市民連合と立憲野党との政策合意について提起がされました。

また、11月から始めた「フェミブリッジアクション」第二弾について、前回を上回る地域で取り組みがされていること、取り組みの中で、権力を持つ者がボス交で決めてしまうような「マッチョ政治」を変えよう、対等な関係性を作ってこうという考えが広がっている、引き続き楽しい雰囲気を維持しながら取り組んでいきたい、と報告がされました。

討議は、衆議院の区割り変更にともなう市民連合の組織強化や「フェミブリッジアクション」の取り組み報告、市民連合と立憲野党との政策合意やパレスチナ問題などの平和の課題について、運営委員8名の方から発言があり、議論が行われました。

最後に広渡清吾さんから「市民連合の運動は市民と政党の関係を新しく作るか運動だ。その基本は、市民の要求を実現するために政党をつないでいく、というのが順番でその逆ではない。自公政権を倒してその後どうするか、きちんと我々としての展望をもっていかなければならない。この基本をもう一度確認しながら、今後も議論していこう。」とのまとめがあり、会議を終了しました。