10月27日19時から、
市民連合の拡大運営委員会(リモート)を開催しました
開会にあたって、高田健さんから「臨時国会で与野党の論戦が戦わされている。10月22日の補欠選挙は一勝一敗ということで、岸田政権にとっては一定の打撃となったのではないか。このためか一時期よりは解散風がおさまった感じがするが、年内解散も取りざたされており、我々としては準備をしておかねばならない。立憲野党各党への政策要望についてもしっかり議論をしていきたい。また、パレスチナの情勢が大変心配なことになっている。日本政府も全く対応ができていない。この件についても諸行動が提起されているので、よろしくお願いしたい。」と挨拶があり、続いて事務局から、パレスチナ情勢や補欠選挙などこの間の経過・情勢について報告され、また、衆議院選挙に向けた情勢分析、市民連合の組織強化、野党連携の土台とするための文書である「国民生活を守り、将来世代につなげる政治の転換を」について提起がされました。
討議は、「国民生活を守り、将来世代につなげる政治の転換を」についての討議を中心に、宮城県議選挙など各地の取り組み報告や、解散総選挙に向けた準備状況などについて、運営委員9名の方から発言があり、議論が行われました。
最後に広渡清吾さんから「フェミブリッジアクションの『さよならマッチョ政治』というスローガンはとてもいいと思う。私たちの運動も、ワーディングも工夫していかなければならない。宮城の県議選の状況をうかがい、大変心強く感じた。勝つ可能性をこちらの方にどう引き寄せるかが課題だ。大学も今、利潤追求のためのものに変えられようとしている。もはや国家の体を成していない。所得税の減税を言いながら軍拡増税をするという、全く何をやろうとしているかわからない今の政治をなんとしても変えなければならない。そのためには、皆さんの地域・現場からの運動が必要だ。引き続きともに頑張っていこう。」とのまとめがあり、会議を終了しました。