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8月24日19時から、
市民連合の拡大運営委員会(リモート)を開催しました。

開会にあたって、佐々木寛さんから「今日、岸田政権は原発処理水の海洋放出を開始した。岸田総理は周りの声を聞かず、支持率が下がっても、政策を強行していく構えだ。世論調査をみると、岸田政権を支持する人も、他の選択肢がないから、という理由で支持していることが読み取れる。このような中、私たちも色々な準備をしていかねばならない。原発の問題、平和の問題、憲法の問題などが密接につながりあいながら、私たちの眼の前に立ち現れている。引き続き、情報交換を進めながら、取り組みを強化していこう。」と挨拶があり、続いて事務局から、野党共闘の実現に向けた立憲野党への要請など、この間の経過について報告され、また、衆議院選挙に向けた情勢分析、市民連合の組織強化について提起がされました。また、長尾詩子さんから、市民連合女性会議の取り組みとして、9月23日から30日を「フェミブリッジ(女性の架け橋)アクション期間」として全国に行動を呼びかけることが提起されました。

討議は、解散総選挙に向けた各地域の準備状況や、野党共闘のあり方をめぐる議論、安全保障政策に関する課題を中心に、運営委員9名の方から発言があり、議論が行われました。

最後に広渡清吾さんから「岸田総理は彼自身が暗闇に突き進んでいるように見える。政策的に何をやるかではなく、ただ自分の政権維持の事しか考えていないのではないか。自民党にしても、統一教会の影響力のもとにあるような議員集団に、今の日本の世論を受け止められるのか。そう考えると、政権交代のチャンスはあると思うが、野党も今一つ力を出しきれていない。このような状況の中、市民連合の果たす役割は大きい。フェミブリッジなどの新鮮な動きも含め、運動をより発展させていこう。」とのまとめがあり、会議を終了しました。