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7月15日14時から、
市民連合の全国意見交換会 (リモート)が開催されました。

開会にあたって、高田健さんから「通常国会が終わった。軍拡財源確保法やGX関連法や入管法など、多くの悪法が成立してしまった。岸田政権は、安倍政権、菅政権以上にひどい政権だ。一時期解散風が吹いたが、岸田総理は解散を決断できなかった。今後は臨時国会冒頭、通常国会、予算成立後など、いつ解散がされてもおかしくない状況だ。今日は、このような中で、市民連合として、緊張感を持った議論をしていきたい。」と挨拶がありました。

続いて事務局から、ウクライナ戦争などの国際情勢から国内情勢、通常国会をめぐる状況と残された課題について報告され、また、協議事項として、解散総選挙に向けた情勢分析、野党共闘の実現に向けた取り組み、市民連合の組織強化について提起がされました。

続いて各地からの取り組み報告として、10都道府県14名の方から発言がありました。取り組み報告では、野党共闘の実現に向けた各地の取り組みを中心として、自治体選挙の取り組み、オープンミーティングの作り方など、運動の活性化に向けた提起や、各地での平和運動の取り組みなどについて報告・議論がされました。また、市民連合拡大女性会議の開催に向けた呼びかけがされました。

最後に広渡清吾さんから「市民連合の運動は、市民が自らの政策要求の実現のために、野党共闘を求めると言う新しい運動だ。その意味で、著名人が引っ張っていった1970年代の社共共闘の時とは違う。この、新しい市民による政権交代運動には、新しい担い手と新しいスタイルが必要だ。市民連合拡大女性会議の提起もあったが、引き続き、意識的に新しい運動のあり方を模索していこう。」とのまとめがあり、会議を終了しました。

参加者はzoomで24名、YouTube視聴(会議開催時点)延べ36名で、60名の参加となりました。

2023年7月15日