ニュース
3月24日19時から、
市民連合の拡大運営委員会(リモート)を開催しました
開会にあたって、広渡清吾さんから「統一自治体選挙が始まった。岸田政権はこの間、様々な政権浮揚のための策を講じている。キーウ訪問もそうだし、社会経済政策もそうだ。子ども政策でも、子ども達の意見を聞くというパフォーマンスを行っているが、パブリックコメントが行われた福島原発の汚染水の処理の問題などを見ても、国民の声をきちんと聞いているとは思えない。岸田政権の本質は、安保三文書に見られるように、平和を脅かす政権だ。平和が担保されなければ、生活の安定はない。統一自治体選挙を通じて、地方自治の現場から、岸田政権の危険性を訴えていこう。」と挨拶があり、続いて事務局から、この間の経過や、予算案をはじめとする通常国会をめぐる課題、統一自治体選挙の取り組みや国政補欠選挙の取り組みなどについて、提起がされました。あわせて中野晃一さんと佐々木寛さんから、市民連合としての安全保障政策の取りまとめに向けた考え方について、説明がありました。
討議では、統一自治体選挙の取り組みを中心に、軍拡反対の取り組み、日本学術会議法改悪の問題や市民連合としての安全保障政策の取りまとめに向けた議論など、運営委員8名の方から発言があり、議論が行われました。
最後に長尾詩子さんから「統一自治体選挙に取り組むみなさんの話を聞いていると、やはり苦労が多く、心が擦り切れる思いがしていると思う。しかし、若い人たちとの新しいつながりができてきていることや、安全保障政策の取りまとめなどについてもきちんと時間をとって話していくことで、前向きな気持ちになっていけると思う。ともあれ、当面する統一自治体選挙を頑張ろう。」とのまとめがあり、会議を終了しました。