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12月15日20時から、
市民連合の拡大運営委員会(リモート)を開催しました。

開会にあたって、中野晃一さんから「国会前で安保関連三文書閣議決定反対の緊急の集会が行われた。少しずつ訴えが浸透してきたが、さらに大きな広い連帯を作っていきたい。今、財源論で自民党が揉めているが、茶番に過ぎない。私たちはより本質的な問題を議論し、訴えていかなければならない。岸田政権は、復興税の流用や、建設国債の発行など、到底政策としてありえないような禁じ手を使ってまで軍拡を進めようとしている。これを食い止める取り組みをみんなで進めていこう。」と挨拶があり、続いて事務局から、閣議決定反対の集会が、緊急にもかかわらず800名の参加をもって行われたとの報告があり、続いて経過と情勢、特に岸田政権の「安保関連三文書」問題に対する取り組みについて、提起がされました。

討議では、安保関連三文書閣議決定反対の取り組み報告を中心に、運営委員5名の方から発言があり、あわせて、衆議院小選挙区の区割り変更に対する対応や、北海道知事選挙に対する取り組みなどについて議論が行われました。

最後に広渡清吾さんから「岸田総理は非常に『真面目』な総理だ。自分たちが課題と思っていることを、悪いことでも『真面目』にやってしまう。野党や国民のことを見ようとしていないのではないか。原発政策の突然の変更もそうだし、世論を見ながら妥協しようとすることが一切ない。その意味では大変危険な政権であり、これに対抗するためには、よほど反対する力が大きくないといけない。2015年の安保法制改悪反対の運動を超える運動をみんなで作り出していこう」とのまとめがあり、会議を終了しました。