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市民連合の拡大運営委員会を開催しました

9月30日19時から、市民連合の拡大運営委員会(リモート)を開催しました。

開会にあたって、中野晃一さんから「『国葬』と呼ばれるものの反対の運動が全国各地で盛り上がり、運動の側も参議院選挙での悔しい思いを挽回できたのではないかと思う。とはいえ、国会は選挙結果のままであり、国会での野党共闘を可能にしていく足場をつくっていくことが重要ではないか。軍拡路線を進めようとしている岸田政権に対抗するために、知恵を出し合って、運動を立て直していこう。」と挨拶があり、続いて事務局から、経過と情勢、臨時国会開会にあたっての声明案について、一括で提起がされました。

討議では、運営委員11名の方から発言がありました。「国葬」問題への取り組みについて数多く報告されるとともに、11月20日投開票で行われる福岡市長選挙、また統一自治体選挙にむけた取り組み、立憲野党との意見交換や国政報告会の開催などについて報告がありました。また、具体的課題の取り組みとして、ウクライナへの侵略に反対する取り組みなども報告されました。あわせて、広渡清吾さんから「社会投企と知的観察」についての紹介等がされました。

最後に広渡清吾さんから「旧統一教会の問題が大きな広がりをもつなかで、自民党のいかがわしさが明らかになった。岸田政権に対する見方が変わる中で、国葬なんてとんでもない、という雰囲気ができた。潮目が変わってきたのではないか。また、統一自治体選挙があるが、市民連合は、かつての革新自治体のころのアプローチとはとは違い、国政選挙から始まって自治体選挙に取り組もうとしている。地域にある様々な課題から、野党共闘をくみあげていくことも大切だ。新しい市民を中心とした取り組みに期待したい。」とのまとめがあり、会議を終了しました。