コラム

ロシア軍はただちにウクライナから撤退せよ! 世界の市民と連帯して声をあげよう! / 多々良 哲 (市民連合@みやぎ 事務局長)

2月27日の市民連合みやぎ街頭宣伝には、緊急の呼び掛けにもかかわらず、80名もの参加者が集まった。「ウクライナに平和を!!」のプラカードを参加者が掲げる中、市民と野党議員が代わる代わるリレースピーチ。さらに参加者全員で「戦争反対!」「ロシア軍はウクライナから撤退せよ!」「ウクライナ市民、ロシア市民と連帯しよう!」とシュプレヒコールすると、街行く人々の大きな注目を集め、さながら「緊急反戦集会」となった。

多々良哲(市民連合@みやぎ 事務局長)

次々とマイクを握る発言者の、どのスピーチからも、プーチンが始めた野蛮な侵略戦争への強い怒りと憤りがほとばしった。避難所で震えながら「死にたくない」と訴える少女の眼から溢れる涙を見て、誰もが居ても立っても居られない気持ちで駆け付けていた。

と同時に、印象的だったのは、皆が一様に「まさか!」というショックを受けていることだった。まさか、こんな古典的な(戦車が国境線を突破し隣国の首都へ進撃するというような)侵略戦争が21世紀のヨーロッパで行われるとは…!

私たちは、アメリカの大統領が「プーチンが軍事侵攻を決断した」と明言しても尚、「最後は理性が働くだろう」「外交で解決するに違いない」と思っていた。21世紀の国際社会は(少なくとも「先進諸国」は)野蛮で非人道的な歴史の段階は克服したはずだった。

しかし「国家」はかくもあからさまに、その本性を現した。現代において「国家」は少しはスマートになったように見えていたが、プーチンという独裁者の傍若無人な振る舞いによって、軍隊を持ち戦争をする「暴力装置」としての本質が露わになった。。。

ロシアのウクライナ侵略が始まってすぐに、全世界で市民の自発的な反戦デモが巻き起こり、それは日に日に拡大している。そして、なんとロシア全土でロシア市民が公然と反戦デモに立ち上がり、治安当局が参加者を次々と拘束し抑え込みを図っているにもかかわらず、連日続けられている。まさに国際的な民衆連帯による反戦運動のうねりが起きている。

市民の反戦デモを「クソの役にも立たない」とののしる輩もいるが、そうではない。「国際世論」と言われるものの可視化された実態は、まさに全世界で展開されている反戦デモだ。それが世界各国(特に欧米諸国)を結束させ、ロシアに対する厳しい非難と強い制裁措置に繋がっていることは間違いない。

今なさねばならないことは一刻も早い戦闘の停止であり、それをロシアに強制するためには、最大限の「経済制裁」等の措置が必要である。国家権力によるむき出しの暴力に対して、ソフトな(スマートな?)国家権力をもって対抗する形になるが、それは(それを監視し制御する)強力な市民運動によって裏打ちされていなければならない。そういう意味でも、今、市民による反戦運動の高まりが決定的に重要なのだ。

2月27日 市民連合@みやぎ 街頭宣伝

市民連合@みやぎは、3月も引き続き「ウクライナに平和を!!」街宣を毎週継続することとしている。ロシア軍が停戦しウクライナから撤退するまで、全国全世界の市民と連帯して声をあげ続けたい。