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第14回市民連合全国意見交換会ご報告

第14回市民連合全国意見交換会が7月10日(土)、午後2時からオンラインにて行われました。

司会は運営委員の高田健さんが務めました。

 

はじめに運営委員の長尾詩子さんから、「都議選では野党共闘の効果が現れた選挙だったと思います。総選挙では野党共闘をやり遂げることで政権交代できればと思います。」と挨拶がありました。

 

つづいて事務局の福山真劫さんから「都議選で野党共闘ができたところでは多く勝利しており、来る衆院選に向けて今回の経過を総括し、市民連合は全力で取り組んでいく必要があります。」と、この間の経過報告が共有されました。

 

そして、都議選に取り組んだ東京の市民連合から報告がありました。

市民と野党をつなぐ会@東京の鈴木さんから「都議選の成果を衆院選につなげたいと思います。」と報告がありました。

ななれん(選挙で変える!東京7区市民連合)の韮澤さんから「都議選での共闘は確かな前進をみせました。総選挙では共闘を可視化するということをしたいです。」と報告がありました。

 

つぎに、事務局の福山真劫さんから衆院選に向けて「改憲勢力の3分の2割れと、立憲野党による過半数獲得・政権交代を目指して市民連合としての取り組みを強化していきましょう。」と提起がされました。

 

続いて、各地の市民連合から報告がありました。

 

神奈川市民連合の後藤さんは、「横浜市長選では市民と野党の統一候補を目指して行動しています。立憲の要請で立候補した山中竹春さんのお話を聞きましたが、市民団体の皆さんにも応援していただく体制で立候補したいという思いを聞き、18のうち17区で山中さんを統一候補として推そうということが決まりました。」と報告しました。

 

東京1区市民連合の大西さんは、「緊急事態宣言のなかでSNSが大事ではないかということで10分ほどの動画を6本とツイッター用の1分ほどの動画を作成しています。参考にしていただけたらと思います。」報告しました。

 

連帯兵庫みなせんの松本さんは、「現在12の選挙区のうち9の選挙区は事実上の一本化となっています。そして兵庫県知事選が後半戦にはいり大接戦になっています。もしこの選挙で負ければ、この後ある衆院選に甚大な影響があるということで、反維新でまとまろうと市民と野党の協議で呼びかけてきました。引き続き努力をしていきたいです。」と報告しました。

 

静岡3区中東遠の小笠原さんは、「静岡でも6月に静岡県知事選があり、実質的には立憲野党の統一候補という構図の候補が当選しました。市民連合としても協力をし、自民対野党の中で勝利ができたのは追い風になっていると思います。」と報告しました。

 

愛知の伊藤さんは、「前回意見交換会でジェンダーの話が出たと思います。愛知でも立憲の場は15区の候補者全員が男性で、女性の候補者をあげるのがまだまだ難しい状況です。女性の候補者をあげるということも押し上げていきたいです。」と報告しました。

 

最後に運営委員の中野晃一さんから、「立憲主義の回復と安保法制の廃止を求める市民連合ですから、改憲問題が選挙後にどう動くのではということ常に考えておく必要があると思います。このコロナ対策とオリンピックの強行で暮らしをズタズタにして、公平性と透明性と説明責任を回避している状況を紛糾していくことも共闘を広げていく効果があるのではないかと思います。」と挨拶をして、意見交換会は終了しました。