衆参補欠・再選挙2021
衆議院北海道2区補欠選挙で市民と野党の統一候補である松木けんこうさんが当選しました。
衆議院北海道2区補欠選挙で市民と野党の統一候補である松木けんこうさんが当選しました。
今回の補選は収賄罪で在宅起訴された吉川元農水相の議員辞職によるもので、自民公明の与党側は候補擁立を見送りましたが、菅政権が成立後初めての国政選挙として、国民の側から厳しい審判を突き付ける絶好の機会でした。
なんとしてでも市民と野党の共闘によって統一候補を実現し、圧倒的な差で勝利することで、年内に予定されている総選挙での共闘にも弾みをつけたいと思っていました。
市民の風・北海道は12月末から道内の立憲野党に対して共闘と統一候補の実現に向けての協議をよびかけました。
1月には市民と野党の共同街宣とシンポジウムを開催し、2月中には共闘合意と統一候補実現にこぎつけるかと思っていたところ、松木けんこうさんの政治資金についての収支報告書の訂正などがあり、その説明を求めることなどで時間がかかってしまいました。
その後も政策調整に手間取り、合意に達し、調印式を行ったのは告示日も迫った3月28日のことでした。
選挙戦が始まってからは、市民と野党の共闘の姿を見せるために、選挙区内での共同街頭演説を各地で連続して開催しました。
市民連合からは山口二郎さんにも応援に来ていただきました。
今回の共闘の取り組みでは、途中で様々な問題や困難が発生しましたが、そのつど共闘した立憲民主党道連、日本共産党北海道委員会、社民党道連の皆さんと知恵を出し合いながら打開策を協議してきました。
それは、この5年間に積み重ねてきた共闘の歴史による信頼関係があったからだと思います。
この選挙での勝利を、次なる総選挙での市民と野党の共闘と、その勝利に向けての大きな弾みとしていきたいと思います。
(川原茂雄、市民の風・北海道)