News

September-28-2020

9/27市民連合全国意見交換会のご報告

 9月27日(日)に、「市民連合全国意見交換会」をオンラインにて実施し、全国から、32県85人が参加しました。

 最初に、広渡清吾さんから「一日も早く日本に新しい政治を切りひらくため、政権交代を実現しなくてはいけない。解散総選挙がいつかは具体的に特定できないとしても、いつ行われても大丈夫なように準備を進めなければならない。この状況を踏まえて、今日は市民連合の当面の方針を議論していただきたい。」と開会の挨拶がありました。

 そして、山口二郎さんは「『立憲野党の政策に対する市民連合の要望書』は、市民連合として、立憲野党に対して、政権交代にむけて選挙に立ち向かっていく際に、共通の立ち位置として持っておいてほしい政策を示す要望書だ。次の衆議院選挙が近くなれば、改めて市民連合として、幅広い野党共闘をつくるために、簡略化された共通政策やスローガン的な野党との共通政策を作り各党と合意を行う、というやり方を考えている。」と提起しました。

 その後、各地の状況報告を受けました。

 「市民連合@みやぎ」の多々良さんからは「宮城県内には選挙区が6区あり、すみ分けに関しての協議が政党間で成立している。それぞれの政党が候補者を発表し、政党間の協定を結んで、そこに市民連合が候補者との共闘を結んでいくつもりだ。宮城としても『15項目の政策要望書』を土台として自然災害対策等の課題を取り込み、宮城版の要望書を作ろうという討論を重ねている。」との報告がありました。

 また、「市民連合ふくおか」の片山さんからは「西日本の場合自公票が強いところがあり、福岡でも難しいところがある。また、政党間の関係性などの問題があり、同じテーブルについて話す段階にまだきていない。中央での調整が噛み合って地方でも進むところもあるので、市民連合には政党間での協議を通じて野党共闘の枠組み作りを進めてほしい。」と発言があり、「福島県市民連合」の根本さんからは「4年前の参院選からやってきたが、県内の各政党と顔を合わせてきて、ほとんど同じメンバーでやってきたので顔馴染みになり、腹のさぐり合いなどをしない関係性になった。次の選挙のときに有権者に響くスローガンがなんなのか、手垢のついていない言葉で呼びかける戦略で進めようと考えている。」との発言がありました。

 「選挙で変える!東京7区市民連合」の韮澤さんからは「東京7区には立憲の現職衆院議員がいるが、れいわ新選組が予定候補者を立てると表明した。れいわ新選組支持の人と一緒に活動していることもあり、市民側が分断される選挙にはして欲しくない。渋谷・中野では、都知事選を通じて立憲民主党や日本共産党が市民とともに活動をして、信頼関係を深めてきた。中野では、市民と野党の協力が進んでいる。これらの動きを国政にも活かせるよう努力をしていきたい。」と発言、「大阪アピール(野党統一候補の実現をめざす大阪の会)」服部さんからは「11月1日の大阪都構想に関する住民投票に向けて全力で動いている。大阪には選挙区が19区あり、そのうち16区は各地に市民連合ができている。大阪市を廃止するなという熱意で、市民連合のとりくみを進めている。」との報告がありました。

 「市民の風北海道」の川原さんからは「北海道では4項目の政策要望を作った。9月21日に集会を行い、了承されたものを9月25日に道内の各立憲野党に提出した。また同時に、選挙について全ての選挙区で統一候補を出して欲しいと要請した。政党間で相互推薦相互支援という形にする必要があると思う。中央レベルで立憲野党の政権合意が目に見える形にできるよう、市民連合には汗をかいてもらいたい。北海道でもそれぞれの選挙区の市民
の会で、統一に向けての動きを作っていきたい。」と発言、「信州市民アクション」の松本さんからは「9月20日に市民と野党のシンポジウムを開催し、県内の選挙区全てで統一候補を立てるということを確認した。また、それぞれの選挙区で市民連合の組織ができているところは少なく、全ての選挙区で作ろうと呼びかけている。」との報告があり、このほかも含め、全体で13名の方から報告が行われました。

 各地からの状況報告を受けて、山口さんからは「野党の協力は最大限広い枠組みでなければならないと思っている。市民連合として各党を繋ぎ止めていくことが必要。」と発言、中野さんからは「選挙の構図が与党対野党というふうになっている。しかし与党と野党の圧倒的な資源の差がありながら、メディアは与党がこれまでしてきたことについて検証せず、野党については一つのミスで徹底的に叩かれる状況にある。その状況の中で、いい政策を揃えるということは必要条件ではあるが十分条件ではない。これまで、『この道しかない」と選択肢を狭められてきたが、政策要望の副タイトルとして、『いのちと人間の尊厳を守る選択肢の提示を』となっているように、立憲野党に対して、市民に選択肢を提示することを求めていく必要がある。」、広渡さんからは「『国民に新しい選択肢を提示する』ということは、政党がどう市民の要求に応えるかという問題だと思う。各地の話を聴かせていただき、たいへん参考になった。」という発言がされました。

 会の最後に、高田健さんから「今回の会議では前回よりも各地の広がりがあった。この経験を様々なところで反映させ役立て、次回の会議ではお互いの前進を確認しあいたい。」とのまとめがされました。

 全国意見交換会では、様々な意見をいただきました。市民連合としては、意見交換会で出た声を参考にし、選挙情勢も分析しながら、10月中に次回の全国意見交換会を開催する予定です。