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6.4 【あたりまえの政治をとりもどす新宿西口街宣】のご報告

6/4(月)に、新宿駅西口にて、市民連合主催(協賛:総がかり行動実行委員会)で、「あたりまえの政治を取り戻す 新宿西口街頭宣伝」が開催され、野党各党の議員と、市民の有志からスピーチが行われました。

まずは、市民連合・山口次郎から挨拶。「嘘、偽り、隠蔽。人間の言葉が次々と崩れていくような政治になっている。嫌気が差してしまっては、彼らのパラダイスになる、ここで諦めてはいけない」と述べました。

つづいては、立憲民主党副代表の佐々木隆博・衆議院議員からのスピーチ。「隠蔽、改竄、捏造。これまでにあり得なかったことが起きている。働き方改革もデータが間違っているのに結局は推し進めている。きちんと認めない、答えない、そんな安倍政権をともに辞めさせましょう」と述べました。

つぎに、日本共産党副委員長の山下芳生参議院議員からスピーチ。「加計学園問題について、どうしてこんなことになったのかわからないなどと言われているが、実際は安倍総理が関わっているからにほかならない。嘘のない正直な政治を目指しましょう」と述べました。

つづいては、社会民主党党首の又市征治参議院議員からスピーチ。「安倍政治は立憲主義も、民主主義も、平和主義もないがしろにしている。さらに腐敗、堕落が目に余る。改竄・隠蔽するような政治ではまともな議論はできない」と述べました。

つづいて、自由党・野沢哲夫東京1区総支部長からスピーチ。「まずは安倍総理の嘘偽りを全て明らかにしなければならない。既に総辞職に値する証拠が出てきている。責任を明確にしろと迫っていきたい」と述べました。

政党からは最後に、沖縄の風・糸数慶子議員からスピーチ。「安倍総理は、沖縄県民に寄り添うと言いながら、民意を無視し続けている。そのような不誠実な態度は、森友・加計問題や働き方改革の議論にもあらわれている」と述べました。

これ以降は市民有志の方からのスピーチ。まずは、安保法制に反対するママの会の鈴木法子さん。「安倍首相は、国民を騙し、この憲法というルールをすでに破壊し、いつ辞めてもおかしくない状況でも、身を引く気配は皆無だ。今、この日本で起きている理不尽さに憤り、沈黙を破り、行動することで、この状況を変えていきましょう」と述べました。

つづいて、安保法制に反対する学者の会の石田英敬東大教授からスピーチ。「嘘にはだんだん慣れてしまうものだ。政府は、嘘に順応させ、国民を『安倍脳』にしようとしているかのようだ。正直で、まっとうな政治を取り戻しましょう。」と述べました。

つづいて、AEQUITAS・のじまさとこさんのスピーチ。「高プロは働かせる側によって都合がいいもの。労働者を使い潰すことが合法化されてしまう。いつ誰がどんな苦しい状況になっても、生きていけるようにするのが政治の役目だと思う」と述べました。

つづいて、大学院生の是恒香琳さんからスピーチ。「信頼できる人に鍵を預けるのは、『あたりまえ』。同じように、信頼できる人に政治を任せ流のも『あたりまえ』。「あたりまえの政治を取り戻す』というのは、腹黒い人に、税金や国有地を私物化する人に、自分の家の鍵を預けるのをやめようということなのです。」と述べました。

最後に、総がかり行動実行委員会から高田健さんの挨拶。「こんなにひどい政権は未だ見たことがない。こんなの馬鹿馬鹿しいと言って、諦めてしまってはいけない。6/10は14:00から国会正門前行動があります。ぜひお集まりください。」

森友・加計問題をめぐる大臣、首相の責任はいまだとられないまま現在に至っており、国会の審議においても、野党からの質問にきちんと答えない、無責任な政治が行われています。このような状況を一刻も早く終わらせるためにも、6月10日には、国会前で抗議行動を行います。皆さんぜひご参加ください。