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February-14-2019

2/14 立憲野党と市民連合の意見交換会

2月14日(木)、議員会館にて約1時間にわたり、「立憲野党と市民連合の意見交換会」が行われました。

意見交換会には、野党から、立憲民主党・福山哲郎幹事長、辻元清美国対委員長、国民民主党・平野博文幹事長、日本共産党・小池晃書記局長、穀田恵二国対委員長、社会保障を立て直す国民会議・玄葉光一郎幹事長、自由党・森裕子幹事長、日吉雄太国対委員長、社会民主党・吉川元幹事長が参加しました。なお、社会保障を立て直す国民会議からの参加は初めてのこととなります。

はじめに、立憲民主党福山幹事長より挨拶がありました。

「国会は毎月勤労統計で国民生活の実質賃金が改ざんされていたのではないか、アベノミクスは成功したとおどらされてきたのではないかという疑いが非常に強くなってきています。どんどん疑惑が高まってきておりますので、予算委員会を中心に各5党1会派の議員がそれぞれ健闘しているところです。

また、今日から、沖縄の県民投票が始まりました。沖縄県民の皆様の意志を示す機会が皆様の努力でできたので、ぜひ、投票に行っていただき、沖縄県民の意志を全国にお示しいただきたいと思っております。

国会での闘い方について、皆さんからご要望を承っているという話がありますので、各党それぞれの受け止めを含めて建設的な議論ができればと思っております。

3年前の参議院選挙の時には市民連合の皆様には大変大きな役割を1人区での候補者一本化で果たしていただきました。このことについては、5党1会派の党首会談を開きまして、1人区の調整については、今日集まっていただいております幹事長で早急に協議を進める予定です。そのことは、政党間で対応して行きますが、3年前の市民連合が大変大きな役割をいくつかの場面で果たしていただきましたので、そのことも含めて、参議院選挙の闘い方に向けても今日なんらかの形で意見交換をしたいと考えております。

以上、いろいろ課題は山積しておりますが、立憲主義を取り戻し、この国の政治をまっとうな政治にしていくという思いは同じであると思っております。皆さんの忌憚ないご意見をいただくことでいい関係を築けると考えております。」

続いて、安保法制に反対する学者の会・広渡清吾より挨拶がありました。

「市民連合はもともと、2015年12月に当面参議院選挙で野党が共闘して、安倍政権にかわる政権を出すことを目標に結成されたものです。市民と野党が共闘するといったこのスタイルは、日本の戦後政治史の中でも非常にユニークなスタイルのように思います。これは、安倍政権が日本の歴史の中で、ある意味キーになるような政治を展開しているということに対するカウンターとしてあると思います。このユニークなスタイルをどうやって今から、日本の社会を開くために位置付け、そのためのエネルギーを集中させることが私たちにとっての大きな課題であるであり、今後とも新しく市民連合との意見交換会に参加していただいた野党の皆さんも含めて一緒に参議院選挙に向けて新しい力を社会の中に作り出していく方向で頑張っていきたいと思います。」

さらに、立憲デモクラシーの会・山口二郎より、1日でも早く、3年前の参院選と同様に1人区における候補の統一と市民連合と各野党と政策について協議を行っていきたいとの提起がありました。また、市民連合より各野党へ通常国会における7項目の要望が渡されました。

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市民連合から立憲野党への2019通常国会の課題に関する要望事項

                           2019年2月14日

1 ねつ造された数字に基づく虚飾のアベノミクスを総括し、正直な政治・行政の回復とエビデンス(事実根拠)に基づく政策形成を図る

2 沖縄県民の意思を尊重し、沖縄県名護市辺野古における新基地建設の即時中止を決断するとともに、普天間基地撤去の道筋をつける

3 米国の言いなりに高価な装備品を購入し、次世代につけを回す防衛予算を徹底的に吟味し、国民生活を守る予算への転換を図る

4 消費税増税を延期し、消費増税対策に名を借りた不公正なばらまき予算を撤回する

5 入管法改正の再検討と外国人労働者導入の制度設計を精査するとともに、人権侵害の温床となっている外国人技能実習制度を廃止する

6 排外主義から国際協調主義への転換を図り、東アジアにおける平和の創出と非核化に向けて、日本が積極的に行動する

7 安倍首相が進める憲法破壊の動きに反対するとともに、安倍政治を終わらせ、個人の尊厳の擁護を基調とした政治を実現するという国民の願いを受け止めて、立憲野党が相互の信頼とリスペクトの上に、国会の内外で協力して戦う

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その後、立憲民主、国民民主、共産、社会保障を立て直す国民会議、自由、社民の各党・会派と市民連合の各構成団体から意見交換が行われました。

今回の意見交換会では、市民連合の要望を受け取っていただき、また、夏の参議院選挙に向けて野党と市民の共闘をさらに強めていくことが確認されました。