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2/2新宿東南口街宣のご報告

2月2日(土)、新宿駅東南口にて街頭宣伝が開催され、野党の議員と市民有志よりスピーチが行われました。街頭宣伝には、賛同する多くの市民のみなさまにお集まりいただきました。

はじめに、市民連合・山口二郎法政大学教授より挨拶がありました。  山口さんは、「今、統計の不正が問題になっている。公の情報が改ざん、捏造されている。まずは予算審議の中で野党が連携して、政権を追求してほしい。日本の民主政治を守るための体制をここからさらに固めてほしい。」と述べました。

続いて、立憲民主党・有田芳生参議院議員が登壇しました。

有田議員は、「アベノミクスで、大企業は儲かったかもしれないが、働く人の生活は良くならなっていない。実質賃金は下がっている。リーマンショップの頃と同じ水準。統計不正を今後野党は追求していく。デマ、嘘だらけの政権を打倒しなければならない。」と述べました。また沖縄の辺野古新基地建設についても触れ、「辺野古新基地建設について、総理はサンゴを移植したと嘘をついた。2/24には、沖縄では県民投票もある。辺野古に新基地はいらない。周りに沖縄の方がいらっしゃれば、ぜひ県民投票のことも知らせてほしい。」と訴えました。

その後、日本共産党・笠井あきら衆議院議員からのスピーチがありました。 笠井議員は、「統計不正、賃金偽装など、嘘だらけの政治が続いている。賃金が上がっていたというのも嘘。消費税を上げる前提も崩れている。統計不正についての厚労省の調査もいい加減なものだった。野党は国会でこれらの問題を追及し、さらに参院選でも協力して闘っていく。」と述べました。

さらに、社民党・福島みずほ副党首からのスピーチがありました。

福島議員は、「毎月勤労統計の不正はひどいものです。賃金は上がったというが、実際は統計の取り方が変わっているだけ。麻生大臣が『統計改革』を提唱したから変わった。実質賃金は下がっている。それなのに総理は実質賃金は上がったのか、下がったのかという問いに答えられない。」「役人だけの問題ではない。政治が責任をとらないといけない。税金の取り方、そして使い方も見直さないといけない。アメリカから武器を買うのにかかる半分のお金で、小・中学校の給食を無償化にできる。みんなの力で新しい政治と時代を作りましょう。」と述べました。

続いて、自由党・のざわ哲夫東京1区総支部長が登壇しました。

のざわ東京1区総支部長は、「政治の役目は、暮らし、生命、財産を守ることにある。安倍政権のやっていることはそうではない。弱肉強食の、負けたものは知らないという政治。そんなものはもはや政治ではない。野党は結束して闘っていかなければならない。」と訴えました。

最後に、総がかり行動・菱山南帆子さんからのスピーチがありました。

菱山さんは、「今年は選挙もある。さらに改憲阻止の闘いも進めていかなければならない。これらの草の根の闘いを両輪で頑張っていきましょう。今のままの政治ではいけません。街宣や署名運動への街の反応も変わってきています。今年こそ私たちの力で変えてましょう。」と語りました。

今回の街頭宣伝では、統計不正の問題など、通常国会においても、国会の内外で連携していくことが示されました。通常国会、そして参院選に向けてより一層市民と野党の共闘を深めて行きたいと思います。