衆院選2017

衆院選2017 2017年4月30日

立憲民主主義をないがしろにする安全保障政策

政府の勝手な憲法解釈の変更で、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を強行し、立憲主義や法的安定性を大きくそこねました。また民主的なプロセスとしても多くの問題を残したまま、憲法違反の安保法制の整備を強行しました。さらに南スーダンPKOで「駆け付け警護」を新業務に加え、国会でまともに説明責任を果たせない防衛大臣が、自衛隊員…
衆院選2017 2017年4月29日

参院選で見えた立憲野党の回復傾向をさらに伸ばす

2016年参院選では1人区において野党共闘が実現、全32選挙区で野党候補の一本化がなされました。その結果、野党が分断されていた2013年参院選(当時1人区は31)での計2議席に比べて、一躍11議席を獲得することができました。この実績を踏まえて課題や反省点に取り組むことができれば、小選挙区制のウェイトが重く、そのぶん野党…
衆院選2017 2017年4月29日

必要も大義もない「お試し改憲」論

安倍政権は、さらに憲法の明文改正をめざすとしています。参院選で争点隠しをしておいて、選挙後になって憲法のどの条文を改正するか議論すべき、と言いはじめたのです。日本維新の会などとしめし合わせて「お試し改憲」をやろうとしていますが、必要のない改憲に時間や財源をむだ遣いし、暮らしや経済を立て直す政策をおろそかにすることは許さ…
衆院選2017 2017年4月25日

立憲野党と市民の共闘で投票率を上げる

参院選では、1人区における野党共闘の盛り上がりをすべての複数区や比例区にまで広げることができず、全体の投票率はあまり上がりませんでした。これに対して、小選挙区(1人区)の比重がはるかに大きい衆院選では、わたしたち市民と立憲野党の共闘によって共通政策と統一候補という受け皿をつくり、選択肢がないと政治をあきらめてしまった有…
衆院選2017 2017年4月25日

トランプのアメリカに追随する危険

安倍政権は表向き、「自由」「民主主義」「基本的人権」「法の支配」などの価値を共有するアメリカとともに「リベラルな国際秩序」を守る「国際協調主義に基づく、積極的平和主義」をとなえ、実際にはこれらの価値を壊すような安全保障政策や沖縄での新基地建設を強行してきました。これらの価値に明らかに逆行するトランプに政権交代しても、ア…